嗚呼 憧れのオートマチック炊飯

ryutaro

2009年06月01日 01:12

「オートマチック炊飯」

なんて神秘的な言葉なのでしょうか。




以前 堀 耕作さん や dreameggsさん が 「スウェーデン飯盒」 を使って
「自動炊飯」に挑戦されているエントリを、興味深く拝見しておりました。


使用されている火器は、飯盒に付属の「アルコールストーブ」


アルコールの量を調節し、燃やしきることによって消火、というロジックで
「自動炊飯」を試みるという大変チャレンジングなエントリの数々です。



正直、それらのエントリを拝見させていただいて

「こりゃー難しそうだなぁ、オイラには無理ですわ」

というのが率直な感想でした。




それから月日は流れ・・・。



忘れかけていた 「自動炊飯」 というフレーズが
コイツとの出会いによって胸の奥底から湧き上がってきたのです。







そう、その運命の出会いがこれだ!



#すんまへん、大げさですなぁ(苦笑)


これも先日の 「新潟旅行」 のお土産です。 えぇ、自分へのお土産です(汗)


これってば何の変哲も無い、1合炊きの「アルミ釜めしセット」なんですが
ちょっくらコイツを使って、憧れの「オートマチック炊飯」に挑戦してみようと思います♪



お暇でしたら続きもドゾ!


さてさて、まず必要になってくるものがこれ↓



五徳といいますか、固形燃料用のコンロですね。
ホームセンターで購入した、ごくごく一般的な鋳物のコンロです。



はい、今回の「オートマチック炊飯」には
ジャパニーズトラディショナルな「固形燃料」を使ってチャレンジです。

固形燃料を利用して、ノー火加減&完全放置で「自動炊飯」が出来ないかな?と。




で、こんな感じで組み合わせて炊飯してみますよ。





さっそくですが、1回目の挑戦。

お米は1合  水200ml (水に浸した時間はきっかり30分)
室内の気温は21度で、使用した固形燃料は「30g」のモノです。



#水温を計るのに「非接触式温度計」を用意していたのですが
#マニュアルがどこかにいってしまい、放射率の設定方法がわからずじまい(汗)
#今回、水温は計ってません・・・。 

#浄水器を通した水道水ですので、水温はご想像におまかせします!w 







で、




結果はみごとに 大失敗♪

#あまりの大失敗につき「画像無し」




固形燃料のパッケージを見てみると、30gのもので燃焼時間が約23分前後となってます。


ですが、実際に燃焼していた時間はなんと1時間10分以上!?
#あまりにもアホらしくて、1時間10分の時点で火を消しました。



消火後、10分ほど蒸らし時間を置いてフタを開けましたが
意外や意外、ご飯はそこそこおいしく炊けていました。
ちょっとパサついていた感じでしたけどね。


一応?オートマチック炊飯としては、問題無く炊けそうな感触でしたが
あきらかに時間がかかりすぎています。





その犯人はコイツですな ↓




どうやら羽釜の底が深くて、コンロとのマッチングが良くなかったみたいです。
3本足?のコンロなのですが、隙間が少なくて燃焼用の空気が
不足気味だったようですね。

#確かに、なんとなく火力が弱い気がしてたんだよねぇ。。。



口で息を「ふーふー」と、コンロの隙間から吹き入れてやると
固形燃料も大きな炎をあげて燃焼するのですが
空気を送り込むのをやめると、とたんに「とろ火」に orz

そもそも、水が沸騰するまで30分以上もかかってましたからね。



炊飯の失敗だけならいいのですが
この状態ですと不完全燃焼の恐れもありますので
完全に大失敗だと思います。



きっと、陶板だったりミニ土鍋とかだったら問題ないんでしょうね。
こんな感じで使うなら調子がいいです↓



これならちゃんと燃焼に必要な空気が、コンロの隙間から供給されます。
固形燃料も勢いよく燃焼します。

ただし、逆に風には弱いですねぇ(あたり前ですが)

キッチンで行っていたのですが、換気扇で流れる空気だけで
炎はゆらゆらと不安定になってしまいます。


これじゃぁアウトドアでの利用は、ちょっと面倒な感じですよねぇ。






で、仕方がないのでコンロを買い替え(苦笑)




今度は軽量なアルミ製のコンロです。



全面が風防のような形状なので、風には強そうな印象です!
これならアウトドアでの利用も問題なさそうですよね!




羽釜をセットするとこんな感じ。










って、ちょっ待てよっ
#キム○ク風に読んでみよう!





ここまで読んで、勘の鋭い方ならすぐに間違いに気が付くと思います。

さきほどのコンロでは、そこそこの隙間があるように見えても
空気の取り入れに難があり、不完全燃焼状態に近い燃え方でした。


なのに、風防状のコンロじゃぁ
ますます空気が足らなくなるんじゃねーの?



「ちょ コイツバッカじゃねぇの!? ぶぎゃはは!」


と思われたそこのアナタ!






どうぞご安心あれ!







実はこのコンロ こんな形状になってるんです!






コンロの下部に、空気取り入れ口が開いてるんです!
ここから空気を取り入れる構造のため、側面には開口部が無いんです。

このコンロの商品説明にはシビレましたよ~。

「エアコンの風にも負けない!」 ですって(笑)






これならアウトドアでの使用も問題なさそうですし
燃焼効率も期待できそうです!




さてさて、今回も写真が多くてダラダラ記事になってしまいました。

続きは次回にしますね。  (ヲイヲイ、マタヒッパルノカヨ)



次回は実際に炊飯してみたいと思います♪



こんな3種類の固形燃料を用意してみました。
これで燃焼時間を調整して「オートマチック炊飯」に挑戦です!


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