「オートマチック炊飯」
なんて神秘的な言葉なのでしょうか。
以前
堀 耕作さん や
dreameggsさん が
「スウェーデン飯盒」 を使って
「自動炊飯」に挑戦されているエントリを、興味深く拝見しておりました。
使用されている火器は、飯盒に付属の
「アルコールストーブ」
アルコールの量を調節し、燃やしきることによって消火、というロジックで
「自動炊飯」を試みるという大変チャレンジングなエントリの数々です。
正直、それらのエントリを拝見させていただいて
「こりゃー難しそうだなぁ、オイラには無理ですわ」
というのが率直な感想でした。
それから月日は流れ・・・。
忘れかけていた
「自動炊飯」 というフレーズが
コイツとの出会いによって胸の奥底から湧き上がってきたのです。
そう、その運命の出会いがこれだ!
#すんまへん、大げさですなぁ(苦笑)
これも先日の
「新潟旅行」 のお土産です。 えぇ、自分へのお土産です(汗)
これってば何の変哲も無い、1合炊きの
「アルミ釜めしセット」なんですが
ちょっくらコイツを使って、憧れの
「オートマチック炊飯」に挑戦してみようと思います♪
お暇でしたら続きもドゾ!
さてさて、まず必要になってくるものがこれ↓
五徳といいますか、固形燃料用のコンロですね。
ホームセンターで購入した、ごくごく一般的な鋳物のコンロです。
はい、今回の
「オートマチック炊飯」には
ジャパニーズトラディショナルな
「固形燃料」を使ってチャレンジです。
固形燃料を利用して、ノー火加減&完全放置で「自動炊飯」が出来ないかな?と。
で、こんな感じで組み合わせて炊飯してみますよ。
さっそくですが、1回目の挑戦。
お米は1合 水200ml (水に浸した時間はきっかり30分)
室内の気温は21度で、使用した固形燃料は「30g」のモノです。
#水温を計るのに「非接触式温度計」を用意していたのですが
#マニュアルがどこかにいってしまい、放射率の設定方法がわからずじまい(汗)
#今回、水温は計ってません・・・。
#浄水器を通した水道水ですので、水温はご想像におまかせします!w
で、
結果はみごとに 大失敗♪
#あまりの大失敗につき「画像無し」
固形燃料のパッケージを見てみると、30gのもので
燃焼時間が約23分前後となってます。
ですが、実際に燃焼していた時間はなんと
1時間10分以上!?
#あまりにもアホらしくて、1時間10分の時点で火を消しました。
消火後、10分ほど蒸らし時間を置いてフタを開けましたが
意外や意外、ご飯はそこそこおいしく炊けていました。
ちょっとパサついていた感じでしたけどね。
一応?オートマチック炊飯としては、問題無く炊けそうな感触でしたが
あきらかに時間がかかりすぎています。
その犯人はコイツですな ↓
どうやら羽釜の底が深くて、コンロとのマッチングが良くなかったみたいです。
3本足?のコンロなのですが、隙間が少なくて燃焼用の空気が
不足気味だったようですね。
#確かに、なんとなく火力が弱い気がしてたんだよねぇ。。。
口で息を「ふーふー」と、コンロの隙間から吹き入れてやると
固形燃料も大きな炎をあげて燃焼するのですが
空気を送り込むのをやめると、とたんに
「とろ火」に orz
そもそも、水が沸騰するまで30分以上もかかってましたからね。
炊飯の失敗だけならいいのですが
この状態ですと不完全燃焼の恐れもありますので
完全に大失敗だと思います。
きっと、陶板だったりミニ土鍋とかだったら問題ないんでしょうね。
こんな感じで使うなら調子がいいです↓
これならちゃんと燃焼に必要な空気が、コンロの隙間から供給されます。
固形燃料も勢いよく燃焼します。
ただし、逆に風には弱いですねぇ(あたり前ですが)
キッチンで行っていたのですが、換気扇で流れる空気だけで
炎はゆらゆらと不安定になってしまいます。
これじゃぁアウトドアでの利用は、ちょっと面倒な感じですよねぇ。
で、仕方がないのでコンロを買い替え(苦笑)
今度は軽量なアルミ製のコンロです。
全面が風防のような形状なので、風には強そうな印象です!
これならアウトドアでの利用も問題なさそうですよね!
羽釜をセットするとこんな感じ。
って、ちょっ待てよっ
#キム○ク風に読んでみよう!
ここまで読んで、勘の鋭い方ならすぐに間違いに気が付くと思います。
さきほどのコンロでは、そこそこの隙間があるように見えても
空気の取り入れに難があり、不完全燃焼状態に近い燃え方でした。
なのに、風防状のコンロじゃぁ
ますます空気が足らなくなるんじゃねーの?
「ちょ コイツバッカじゃねぇの!? ぶぎゃはは!」
と思われたそこのアナタ!
どうぞご安心あれ!
実はこのコンロ
こんな形状になってるんです!
コンロの下部に、空気取り入れ口が開いてるんです!
ここから空気を取り入れる構造のため、側面には開口部が無いんです。
このコンロの商品説明にはシビレましたよ~。
「エアコンの風にも負けない!」 ですって(笑)
これならアウトドアでの使用も問題なさそうですし
燃焼効率も期待できそうです!
さてさて、今回も写真が多くてダラダラ記事になってしまいました。
続きは次回にしますね。 (ヲイヲイ、マタヒッパルノカヨ)
次回は実際に炊飯してみたいと思います♪
こんな3種類の固形燃料を用意してみました。
これで燃焼時間を調整して「オートマチック炊飯」に挑戦です!
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